旦那のきつい言葉や、嫌がらせなどのモラハラが繰り返される事で、自分では気づかないうちに少しずつストレスがたまっていきます。
つらい気持ちはどんどん積み上がっていくんですね。
モラハラはどんどんひどくなる事も多いです。
私も実際に色々な症状が現れたんですが、それがストレスだったとは気づきませんでした。
不眠や昼間でも眠くてたまらなくなる
昼間やらなきゃいけない事もあるのに、眠くてだるくて仕方なくなる事が多々ありました。
それが、旦那が出張でいなかった数日は、まったく眠気もなく元気になったんです。
「あの眠気はどこに行ったの?」という感じ。
でもまた、旦那が連休などで家にいたら、昼間の眠気が戻ってしまいました。
夜に安心して深く眠る事ができていないのかもしれませんね。
それとは逆に、寝付きが悪くなる日もありました。
旦那が怒って「寝ている間に殺してやる」なんて言ったり、私の持ち物を隠したり捨てようとして、何かゴソゴソやっていたりで、神経が休まらなくなるんですね。
息が苦しくなりパニック障害に
旦那が気に食わない事があると嫌がらせをしてくるので、寝室から追い出される事も度々ありました。
私の掛け布団や枕を寝室から放り出すんです。
ある日、真夏の熱帯夜にそれをされて、なんとか扇風機をかけて寝ようとしたんですが、熱風が当たるだけで暑くて眠る事もできませんでした。
そして、次第になんだか息が苦しくなってきました。
どれだけ息を吸っても酸素が吸えていなくて、窒息しそうな感じ。
救急車を呼んで欲しいと寝室の旦那に言いましたが、逆ギレするだけでした。
それでもエアコンがきいた寝室から出ずに、怒鳴られながらも冷房のきいた部屋にいたら徐々に落ち着いてきました。
次の日の昼間もなんだか息苦しさが残っているようで、念のため近所の呼吸器内科に行ったら「酸素濃度は問題ない」と言われ、ストレスだと思うからと薬を処方されました。
それが、「不安」や「緊張感」を和らげる精神面のお薬。
それを数日飲んだら一旦息苦しさはおさまりましたが、それからは度々、また息苦しくなったり、息苦しくなりそうになって怖くなる事があり、メンタルクリニックに行きました。
診断結果は『パニック障害』でした。
窒息感以外にも外出先での下り階段の途中でも、突然「落ちるかもしれないという強い恐怖」に襲われるようになって、手すりにしがみついて進めなくなる事もありました。
その他にも、何かに少しでも不安を感じると、その不安が急激に大きくなって、恐怖に押しつぶされそうになりパニックになります。
旦那の帰宅時間が近づくと無気力感に襲われる
その頃、職場が近かった旦那の帰宅は残業もなく夕方で、子どもたちもグズりやすい時間帯。
子供たちを見ながらも、バタバタと夕飯を作っている途中に帰ってきてしまうので、夕飯作りに焦る毎日でした。
食事を一度も美味しいとも言わず、テレビだけ観ながら食べる旦那。
私が話しかけると無言でテレビのボリュームを上げたり、子どもたちが騒ぐとうるさがって「他の部屋に連れていけ」と怒り出します。
食事の時に家族の会話はありません。
それでも、私が話しかけたタイミングが悪かったんだと思い、タイミングを気して話しかけるように気を遣い、徐々に話しかけることも減っていきました。
自分も家事や育児で疲れていましたが、旦那は仕事で疲れて帰ってくるのだから、ゆっくりできるようにあれこれ気を遣わなきゃいけない。
子供のお世話よりも、旦那のご機嫌をとったり世話をする方がすっごく神経が疲れる。
そこに日頃の言葉の暴力でのストレスも加わり、いつからか旦那が帰ってくる時間になると、ものすごく気分が重くなって、何もできないような無気力感に襲われるようになりました。
まとめ
今回は旦那からのモラハラのストレスで、私の体や心に表れた大きな変化を取り上げましたが、その他にもストレスはいろいろな形で表れます。
体がだるい、最近調子がすぐれない、頭の中が整理できない、情緒不安定、鬱っぽいなど、自律神経失調症のような症状もストレスが原因で起きることがあります。
一度パニック障害になってしまうと、別居や離婚した後にも残る場合もあるんです。
私も旦那の元から逃げてからも数年は、パニック障害の症状は残っていました。
徐々に落ち着いては来ましたが、時々「予期不安」と思われる症状で、「苦しくなる恐怖」に襲われることがしばらく続いたんです。
心の奥の回復には、少し時間がかかるかもしれないので、可能でしたらモラハラストレスからは、早めに逃れることをおすすめします。
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